宏機有限公司は林紹欽董事長が創立し、1950年代に設立された、台湾の加工製造業黎明期におけるパイオニアです。宏機有限公司は草創期には自転車の鍵の生産を主とし、製造業界が賑わっていた年代は品質よりも生産量に重点を置いていましたが、先見の明のある林紹欽董事長は、自己を限定してしまうのではなく、勢いよく発展すると同時に品質を高めなければならないと考え、卓越した技術を追求し品質を極める道を歩み始めたのでした。

そして金型設計と加工製造面の研究を重ね、1956年には製品の精密度と耐久性において大きな飛躍を遂げ、当時としては製造業の革命ともいえる大改革を成し遂げ、その技術的進歩と専門的工法により、宏機の製品を国際的レベルにまで高めました。

1950年代後期、宏機の製品は多様化が進み、自転車から気動・電動工具部品、ミシン部品、自動車・バイク部品および各工業部品の代理生産、組立までをおこない業界での位置を固めると同時に、加工製造製品におけるこれまでの固定概念を打破しました。

1970年代に入ると紹欽董事長は事業を二代目の永昌氏に引き渡し、永昌氏は効率よりも品質を重視するとともに、優秀な人材を育成し、それぞれが職責を全うし、プロフェッショナルで高品質かつ完全な生産ラインを作り出すことにより、どの製品に対しても原料、加工から製品完成に至るまでヒューマナイズ化された生産をおこない、顧客にお届けする製品に水準以上の品質を確保することに努めました。

宏機有限公司の製造工程は伝統的なSOPとは異なり、業者が要求する精密部品および金型の開発、設計、修正要求を満たし、その協力性と専業性は日本、ヨーロッパ、中国等の国から高い評価を得るとともにその品質は国際市場において絶対的な競争力と卓越した表現力を有し、高い信頼度を勝ち得ています。

東南アジア市場の激しい競争下において、宏機有限公司の製品は全て台湾で製造され、工業がより洗練化された今日、宏機有限公司が生産した部品、製品は台湾において極めて高いシェアを得ています。

迅速な工程、卓越した技術および高い精密度による一人一人の顧客へのサービスと、高品質へのこだわりにより、私たちは世界という舞台において半世紀もの間安定した基盤を築き、宏機有限公司が代理生産したOEM/ODM部品は優れた技術と信頼を保証しています。

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